休暇でイタリアを訪れたデンマーク人の夫婦と娘。そこでオランダの夫妻と息子に出会い意気投合。数週間後、オランダの夫妻から招待状を受け取り、彼らの住むオランダの家で週末を過ごすことに。会話するたび起こる不穏感、価値観のずれなどから、意外な展開へ。
冒頭から不穏。出会いから「何か？」がおかしく、イヤな胸騒ぎを覚えるが、おもてなしは無下にできない。
逃げるタイミングはあったものの、巧みな話術に取り込まれ、結局ふたたび彼らの家に舞い戻っていく。ところどころに見え隠れする不信感、デンマークの方の妻も怒りをあらわにし、中盤ではどっちの夫妻がおかしいのかわからなくなる部分も。
ラスト15分で突如畳み掛けてくる恐怖。その突然のスウィッチはもちろん理解できるのだが、その容赦ない切り替わりにぞっとする。明らかに空気が変わり、募るイライラ感を真っ二つに破られるような感覚。
残酷で容赦ない。
涙が出る暇も与えない。
気がついた時には映画が終わっていて、現実に戻るのに少し時間が必要だった。
胸騒ぎを感じたら絶対引き返した方がいい。
何かおかしいは、良い結果をうまない、、
リメイクも決まってるそうなので、そちらも楽しみです。
