きゅうりのきゅーたろう

胸騒ぎのきゅうりのきゅーたろうのレビュー・感想・評価

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
3.6
イタリアでの休暇中、デンマーク人のビャアンとルイーセ夫妻、そして娘のアウネスはオランダから来ていたパトリックとカリン夫妻、そして息子のアーベルと出会い意気投合する。後日にパトリックとカリンから家への招待を受け、ビャアンら3人はオランダへ向かう。週末の数日の滞在であったが、ビャアンらはパトリックの家族への違和感・不快感を覚え…というお話。


北欧しぐさの強い厭な映画でした…疲れた
途中途中の音楽もそれを煽ってくるし、やっぱ『ミッドサマー』とかもそうやけど、不信感を抱かせるに値する他人の変な言動(しかも直接注意しにくい)を描くのが上手いですよね

原題の『SPEAK NO EVIL』も割とイヤな形で回収されたしもう胸騒ぎどころじゃない

本作に出てくる遺体もたまにSNSで回ってきて見てしまったことを後悔するモノホンにむちゃ寄せられてて気が滅入る

と、基本的には厭なという意味で評価は高いですが、終盤にこの話の全貌が見えてからもうひと展開あるかと思いきやそのまま終わったので消化不良は否めない(その消化不良ももし狙ったものであるならば降参)