このレビューはネタバレを含みます
社会奉仕活動に忙しい母と、インターネットのライブ配信に熱中する高校生の息子、互いのことが分かり合えないふたりに訪れる変化を描いたヒューマンドラマ。
DVシェルターを運営している母エヴリンは、常に社会奉仕に気持ちを向けて、息子のジギーは自分本位に成長
しかし、シェルターに来たある親子によって、実はエヴリンも少なからず自己中心性を備えていることが映し出されていく
ジギーは社会活動をしている女子に恋をして、少しずつ変わっていくし、そんなふたりがやがて向き合うラストにグッとくる作品
子は親の背中を見て育つというけれど、まさにその通りだし、この親にしてこの子ありとも感じた作品。
ジュリアン・ムーアとフィン・ウォルフハードの親子役は良かったな…。