Jumblesoul

ザ・ホエールのJumblesoulのレビュー・感想・評価

ザ・ホエール(2022年製作の映画)
3.5
安定のアロノフスキー監督作品で、地味な家族愛のテーマながら見応えがあった。
ほぼ全編、主人公のアパート内での室内劇なのに飽きずに観れるのは、数人の俳優達の好演と脚本の良さ。ちなみタイトルの「鯨」は主人公の体型のことではなく、メルヴィルの古典「白鯨」から。
着るのに五時間、脱ぐのに三時間かかったという特殊スーツを着用した、主役チャーリー役のブレンダン・フレイザーは熱演だったが、どうしても日本のドリフの相撲コントでお馴染みの着ぐるみに見えてしまった。
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