このレビューはネタバレを含みます
毒親はアカン、っていう映画
フィンランドのホラー。
毒マッマは幸せな家族の動画を作ってYouTubeに上げるのがだいすき。
映えファミリーを演出するために命かける系。
実際はマッマにかまってちゃんしてるクソガキの弟と、無関心なのか現状維持したいのか毒マッマに言いなりのパパ、そして毒マッマ。
その中で色々な葛藤・欲求をおさえつつ“いい娘”をやってる主人公、長女ティンヤ。
ティンヤちゃんはある事で鳥の卵を育てることになるんだけど、その卵がめっさデカくなる。毒マッマのやらかすアホ行為からのモヤモヤが多くなるほどデカくなる。
ティンヤの負の感情の大きさのイメージかと思ったらガチのデカ卵で、ヤベーばけもんが生まれて、ティンヤが嫌だな〜と思った人物、動物をヌッコロしまくる。それがまあいい感じで不快感あって、クソ鳥しばき回したくなる。
最初は可愛がってたティンヤも、この鳥クソすぎやろ…てなり始める。
ラストは毒マッマがクソ鳥しばこうと追い詰めるも、ティンヤがやっぱクソ鳥可愛さに庇っちゃってサクってなる。
そのティンヤの血を飲んでクソ鳥復活。その頃にはほぼティンヤと同じ風貌に変化してた。
マッマはそれ見て…多分ティンヤの代わりにしてYouTube続けたらいいじゃん!って思ったんでしょうね〜て予見されるラスト。
カッコウの托卵行為で、生まれた雛が本当の雛鳥を巣から落として…ってやるけど、イメージあんななのかな、と思った。鳥だけに。
怖いのもあるけどお家の内装の良さがすごい目についた。これも毒マッマがこだわってるのかもしれんが。
てかようあんなバケモン育てる気になったなティンヤちゃん…