めちゃくちゃよかった。
最近の #BLM 文脈の映画は本当にシリアスであまりにもバッドエンドが多いなと思っていたけど、本作は自分が想像しうる限りのトゥルーエンドに思えた。
ショーンとクンレとカルロス、黒人的な黒人と、白人的な黒人と、中庸の黒人(ヒスパニック?)の3人組。
あえていうと同じ黒人“なのに“まったく違う行動を取る。でも、行動の裏に抱える感情は同じ。
不測の事態に、どこへ行っても好転しなさそうなムードを作り上げるいまの社会に対しての憤りが大きくなる。クソかよ、と唾を吐きかけたくなることもあるけど、どこかで「社会は良くなるはず」という人間への期待は持ち続けたい。
いつか全制覇ツアーの世界線も観たいな。