TakuyaKoroku

正義の行方のTakuyaKorokuのレビュー・感想・評価

正義の行方(2024年製作の映画)
4.1
ドキュメンタリーだけどエンタメ作品としてのおもしろさもすごい。

警察と記者による事件解決に向けた動きが第一幕として、第二幕に死刑執行後の弁護団による再審請求がフォーカスされ、事件当時の担当記者による葛藤からの気鋭の記者による事件の深掘りが始まる第三幕と、クライムミステリーとしてすごく上手く構成されていて2時間半飽きなかった。

しかし冷静に考えて、これがドキュメンタリーであることが凄まじい。正義の行方が、すべては闇(司法)に飲み込まれているというのもよかった。
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