前作に続いて『フリーバッグ』のハリーブラッドビアが継続してくれて嬉しい。相変わらずエノーラはこっち向いてるし、テンポ感良く話が進んでくれる。
元はティーン小説原作というところもあってか、前作同様に良い意味でファジーなシナリオ。細かく考えると突っ込み所もあるけど、ノリと勢いでどんどん話が進んでくれる。
この映画の良さは、よく走るところ。ひたすら走り回ってて可愛い。適度に兄ちゃんが推理してくれるから助かるし。
ドラクロワの絵画よろしく女性が最後足を踏み鳴らすのは痛快だった。実際に起きた話をベースにもしている上、映画らしい社会への一発パンチ。
意外とこの温度感・クオリティの作品を作るのって難しい。各所のプロによる仕事で見事