モリッツ

大いなる自由のモリッツのレビュー・感想・評価

大いなる自由(2021年製作の映画)
4.3
「レンブラントの絵画のよう」という予告に惹かれて、ユーロからBunkamuraへハシゴした思い出。
なるほど確かに光と影が印象的だった。
聖書に穴をあけて紡ぐラブレター、ロマンチック過ぎませんか。
真っ暗闇の懲罰房、映画館だとなおさら闇が深まって、少し怖かった。
ハッテン場での優雅な音楽と、無音のエンドロールもまた印象に残った。
大いなる自由を求めたのに、いざ自由になったら不自由さを恋しく思うのは、広く人間のサガなのか、彼がそうとしか生きれないのか。
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