ジョン

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性のジョンのレビュー・感想・評価

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先駆者マリオン・ドハティへのインタビューを中心に、キャスティング(配役)という仕事に焦点を当てたドキュメンタリー。

ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、マーティン・スコセッシ、ロバート・レッドフォード、ウディ・アレン、クリント・イーストウッド、、、。錚々たるメンツが登場し、キャスティングの重要性を語る。かつてのハリウッドのスターを配役する方式を変えたのがマリオン・ドハティ。役者の個性を見定め、その役に見合った役者をキャスティングする。彼女が映画の歴史を変えたと言っても過言ではない。だからこそ、上に挙げた映画人たちが口を揃えて「彼女のおかげで〜」と言うのだろう。

キャスティングすごい!ドハティすごい!となる中での、あの結末にはとても落胆した。おい、アカデミー賞よ、、、という。
しかし、このドキュメンタリーがつくられたのは10年前。今年のアカデミー賞でのあのエブエブ旋風を見ると、10年前よりは状況が改善されてるんじゃないかなと思う。何にせよ良いドキュメンタリーやった。
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