面白かった。
やはりこの監督はビジュアル主義的な映像の作り方をしていると感じる。
その上で、個人の視点に寄り添ったストーリー展開と映像作りをしているので、映画体験として別作品とは違ったアプローチで面白い。
円盤の映像も地上の人間目線であり、怪獣映画などとは違い、本当に起こるかもしれないという説得力があり、
その為に、基本的な飛行物体の説を変化させているのにも好感がもてた。
不要と感じる尺はあったものの、限られた時間で結末まで見据えたビジュアル重視の作品作りは面白かった。
こういった非現実を共感できる作品づくりが日本でも求められていると感じた。