田舎町で牧場を経営するヘイウッド家。ある日空から異物が降り注ぎ、その謎に挑むことに。
ゲットアウトにアスと、新しい形のサスペンスホラーを提供してきたジョーダン・ピール監督。
今作にもワクワクしながらIMAXに突撃しました。
でね、なんか特典のポスター貰ったんですよ。真ん中にデカデカと「IMAX」の文字が踊るポスターを。
思えばDUNEの時のポスターもそうでした。タイトルより主張の強い「IMAX」の文字。
いるかこれ？もはや何のポスターか分からないというね。まあ気を取り直して鑑賞。
いやーそう来ましたか。これはやられた。前知識は予告編だけだったので完全にやられた。
そこまで斬新ではないけれど、とにかく見せ方が素晴らしくてやられた。
得体の知れない「何か」が迫ってくる、恐怖の演出が素晴らしかったですね。
正直大して怖くはないけれど、カメラワークのじれったさが憎らしいというか。
音の使い方も見事。この監督の真骨頂はこの「何か」の煽り方、見せ方の上手さだと思います。
また「何か」の正体が分かってからの、意外とシンプルやん→ド変貌！にはちょっとビックリ。
まるで某新世紀アニメに出てくるアレのようでしたね(若干ネタバレ？)
正体が分かってからも加速していくワクワク感もさすが。しかしその分オチの弱さが目立ってしまったかな。
アレの内部ももうちょっと見たかったし…勿体ないと思っちゃう。
そしてやはりというか、今回も主役は黒人。人種差別への主張を若干絡めたエピソードがあったので、
もはやジョーダン・ピール監督にとって譲れない部分なんでしょうね。演技はみんな文句なく良かったです。
なんにせよ最後までドキドキ出来て面白かった。続編の噂もあるようなので期待大ですね。
