「全感覚麻痺」とか「圧倒的没入感」とか、フライヤーが煽りまくってくるせいでハードルが上がりすぎてちょっと肩透かしをくらった。
もうね、「一体どんな映像を見せてくれるんだろう?」ともの凄く期待してしまったんですよ。今まで観たことのない盲目ならではの画作りに。
認知症映画でいう「ファーザー」みたいな斬新さをね。ところが映像としては至って普通だったのでちょっとガッカリしてしまった。
でもストーリーはなかなか面白かった。鍼灸師を生かした展開、盲目なんだけど実は○○という発想が素晴らしい。だから梟なのねと。
最後は捻りすぎ。あまりにも二転三転しすぎて疲れてしまった。もっとシンプルでも良かったかな。