DVDで見ていたら後悔するところだった。
映画サイコーを新たな角度で照らし、知らしめてくれた作品だと思います。
前半、蛇足かなと思われるような映像やセリフ(終始、なにか不穏な匂いはするものの)が、後半の展開にぎゅっと押し寄せてきて、脳が追いつかなくなるほどの展開であった。
というと、とっつきにくい作品かなと思われそうだが、ストーリー的には非常にわかりやすいSFスペクタクルもの。
ただ見終わった後に残る余韻が凄まじい。
NOPEの上映終了後に、観客同士の座談会をセットにしてほしいほどに語りじろのある映画でした。
いつも映画を見終わった後、自分が何者かにでもなったような気になりますが、今回に限ってはNOPE!と自分で頷き、会場を後にしました。