ウーヘー

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのウーヘーのレビュー・感想・評価

4.2
この混沌とした社会だからこそ受け入れる素地があった作品といえるだろう。

マルチバースという目新しい設定を使って、誰かしかに起こりうる難しい問題を嫌味なくうまく落とし込んで魅せてくれた。

家族愛の物語というには安直すぎるな。
紛れもなく人間の繋がりを描いたものだった。

人の数だけある真実は、
正解云々でなくて、可能性の話をしているんだということに気付かされた。

人生に遅すぎることなどないのだと。
ウーヘー

ウーヘー