このレビューはネタバレを含みます
自分を決めるのは運命
運命を決めるのは自分
運命って都合のいい言葉だ
だけど人生ってそういうことなんだろう
今ある自分は、無いことにした自分で成り立っている。あらゆる選択肢に折り合いをつけて今の自>>続きを読む
ありがとうと言いたくなる映画がある
そこには作り手、演者の覚悟がある
この映画が全てを語っていると言えばそうではないだろうが、見る前と後では確実に世界が変わる
知ることは幸せなこと
だからこそ>>続きを読む
終始緊迫した空気感
いつ殺されてもおかしくない状況に置かれた人間が諦めずに立ち向かう意思とは
政治や戦争
大きな事柄は個人を覆い隠す
人は人との繋がりでしか救われない
金村はひたすら弱者だった
何の配慮もなく搾取され、結果自分で築き上げた世界を、それにある意味裏切られる形で閉じることになってしまった
誰にでも平等に与えられた人生とは、
侵害する側の詭弁でしかない>>続きを読む
住む環境を変えたり、仕事を変えたり、子供に時間を割いたり、パートナーに当たってみたり、変化を望んでみたとて自分の気持ちだけはどうしようもない
鑑賞後、
見ていないパートナーにどうだった?と聞かれて、よかったよ。と言った
よかった、と言えた自分にホッとして嫌気がさした
何も考えずに見ても残る強力な余韻
目的は目的でしか無くて、達成してしまうと何故か虚しく感じることがある
旅も道中の記憶が色濃く残っていることのほうが多い
後半は冗長に感じられる部分もあったが、た>>続きを読む
この世には名を名乗ることさえ憚られる人間もいるということ。
世の中の当たり前は誰かにとっては当たり前じゃないし、もっとカジュアルに生きていける世の中にしていくために考えられることはたくさんあるし大事>>続きを読む
生きていさえいればタイミングとキッカケ次第で全てどうにでもなるという希望を示してくれた一方で、死を前にしては人はどうにもならないこともあるという絶望をも包括した作品であった。
でも、実体はなくとも、>>続きを読む
好きなジャンルであることには間違いないのだけど、好きといっていいのか、非常に評価を迷う映画。
というのも、きっとこの映画の完成には、私にとって人生における経験がまだ不足しているから。
でも大切な作>>続きを読む
体と心が剥き出しでぶつかり合うボクシングと、淡々と紡がれる日常とのバランス感が絶妙に描かれていた。
言葉を心が越える瞬間というのは見てて心地が良いものですね。
強い人こそ人に支えられる必要があると>>続きを読む
つくづく人生とは本当の意味で自分のものではないのではないかということを考えさせられる。
もっと大事に見るべき作品でした。
光と影。
自分で人生を取り戻すには大きすぎる喪失が度重なり、ただただ不憫に思えた。
時代背景云々でなく、少年を商品としてしか見ていない大人に虫唾が走った。
しかもその熱狂に拍車をかけたのが日本であ>>続きを読む
【怪物】読み方:かいぶつ
1 正体のわからない、不気味な生き物。
2 性質・行動・力量などが人並外れた人物
ようは怪物とは自分の理解が及ばないものに対して使う言葉だということ。
つまり誰しもが怪物と>>続きを読む
この混沌とした社会だからこそ受け入れる素地があった作品といえるだろう。
マルチバースという目新しい設定を使って、誰かしかに起こりうる難しい問題を嫌味なくうまく落とし込んで魅せてくれた。
家族愛の物>>続きを読む
歌にダンスに心が動かされるのはなぜでしょう。
人間の根源に備わっているものということなのだろうか。
3時間少しですが、ずっと面白いってすごい。
吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子と名だたる俳優を集めて恋愛がなければ、アクションもない、フックとなるのはアニメの部分くらいで、良い意味で「売れ辛い」、けど「大事な」作品をよく世に送り出してくれた>>続きを読む
DVDで見ていたら後悔するところだった。
映画サイコーを新たな角度で照らし、知らしめてくれた作品だと思います。
前半、蛇足かなと思われるような映像やセリフ(終始、なにか不穏な匂いはするものの)が、>>続きを読む
本作品を見た今日という日が記念日になりました。
ずっと心が湧いてました。
この作品に関わってくれた人、全てにありがとうという気持ちです。
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日中から酒を入れたら仕事もプライベートも良好だし、人生ってこんな楽しかったっけ!!!
な親父たちが結局酒に溺れて、色々なものを失って、身分相応の日常の尊さに気づいていく作品。
親父たちがサッカーし>>続きを読む
「早朝、酒屋のシャッターが開く。ほどなくして画面の端から爺さんがのそのそと現れ店内に入る。画面が切り替わると爺さんはお茶割りの缶を飲み、幸せそうなため息を漏らす。誰に聞かせるでもない独り言をぶつぶつと>>続きを読む
こういった題材を楽しみながら考えられることの良さと、エンターテイメントとして消化してしまうことの危うさと、両面があるなぁ。
フィクションだといわれればそれまでだし、復讐のためには手を選ばないというこ>>続きを読む
キャストで勝ちな映画。
世を席巻したトップアイドルグループでセンターを張っていた人とは思えない庶民感。
この人を見出した秋元康の凄みを感じてしまった。
人の数だけ過去のさまざまがあるのに、今もしくは未来が平等に与えられているという事実に、時折辟易してしまう。
だからこそ、人は時に過去に思いを馳せることがあるのだろうと思う。
それは後悔を招くことであ>>続きを読む
生涯ベスト級。
もう20年前の作品なんだ。
人と人との関わりというのは時代が経っても変わらず面白いものなのだな。
何者でもない者の2人のやり取りを切り取って映像にするだけでここまで面白くできるとは>>続きを読む
この余韻が残っているうちは誰かを思って優しくしようと思いました。
クリスマス前に、
ニコラスの笑顔を思い出して、
誰かの心を温められたらと思います。
プロットの時点で傑作になるだろうと確信が持てたんだろうな。
キャラクターと俳優がマッチしすぎてもはや現実。
人の数だけ正義があるということをまざまざと見せつけられました。
真実と事実は別物。
人>>続きを読む
松坂桃李きつい役柄が多いですね…
空白を見た後だったからなおさら…
正しいことをしていても、
誰かにとって正しくあってはならないという、解決に至ることのない永続的な矛盾。
追い詰められた先に、>>続きを読む
アマプラをザッピングしてたら46分の映画で評価もそこそこでなんとなしに見てみたら、あら良いじゃないか。
脚本はありがちの内容ながら、
等身大の演技が好感もててよかった。
"後悔を与えてくれてありが>>続きを読む
あなたが思う”すばらしき世界”とは。
そんな疑問を投げかけられた感覚。
そして今、僕にその答えはない。
始めこそ遠まきに主人公を見ていたが、
徐々に主人公へと感情が移る感覚があって、
終盤は主人公の>>続きを読む
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心から圧倒されるものを目の当たりにすると涙が出てくるもんなんだな。
1969年の映像とは到底思えない、生の現場を体感できました。
歌の力というか、生きて行くための武器としての歌というか、歌が人と人>>続きを読む
これという展開もないけれど、不思議と画面に釘付けになってしまう不思議な魅力を醸した作品。
おばあちゃんってなんでこんなに孫に尽くせるんだろう。
小便なんて飲まされた暁にはほとほと愛情も尽きるだろう>>続きを読む
最高!!!
最高だな!!!
プライドをズタズタにされた後の切り替えが最高!友情の取り戻し方が最高!卒業パーティーのぶっ飛び方が最高!高校生だけど色々考えてるし、各々の懐の深さが最高!先生の理解度が>>続きを読む