このレビューはネタバレを含みます
ホラーではなくSFって感じだったけど不穏な空気がずっと続いていて雰囲気は好きだった。
ただ、ちょっと意味が分からない描写やラストをもうちょっと続きが見たかった。
以下 ざっとあらすじ。
代々馬の牧場経営をしていた一家。
冒頭で父と馬が空から降ってきた破片のようなものに貫かれ、死亡する。
原因不明の事故死として片されていたが、息子のOJはずっと父の死の原因を気がかりにしていた。
ある日自分の敷地がなにかに狙われていることに気づく。それは人でもなくものでもなく 「動かない雲」だった。その動かない雲の中には未確認飛行物体らしきものが存在し、そいつが地上からなにかを吸い込んだり降らせたりをしていた。
その未確認飛行物体はジージャンと名付けられ、OJは妹エメラルドと共に ジージャンを映像に収めて世間に売り込もうと 奮闘する。
ジージャンに吸い込まれていく人々がグロく、閉所恐怖症の人は苦手そうな映像だった。ジージャンの外装はUFOのような金属の円盤なのに対して 内部はAKIRAの鉄雄のような感じになっていて気持ち悪かった。
ジージャンが結局なにに反応して吸いこんでいたのかがちょっと分からなかった。バルーンでも人でもなんでもいいのか？
猿も何者だったのか分からなかった。
結局最後はパークにある巨大バルーンを吸い込ませて爆死させたけど、なかにすいこまれていた人たちも全員死んじゃったのかな？
