LEE

燃えよドラゴンのLEEのレビュー・感想・評価

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)
5.0
言わずと知れた伝説の一本
この作品がなければ…という例はいくらでも出せるぐらいのレジェンド
僕もこの作品をテレビでやっているのを見て香港映画にのめり込んだのだった…(どうでもいい


ストーリーは正直あんまりです笑
台詞回しはカッコいいものの完全にドクターノオのパクリだったり、欧米人の考えるとんでもアジアが描写されているので我々日本人が見てもこれは違うでしょ…と思ってしまう(香港で思ったよりヒットしなかったのも頷ける


なんで少林寺なのにシュートグローブつけて戦ってんねん!とか色々言いたい事が多すぎる作品ではある
じゃあなんで世界中の人が今もこの作品に夢中になるのと聞かれたらやはり圧倒的な李小龍のスター性、アクションだろう
彼の動きが素晴らしいのさ言わずもがなだが、冒頭のサモハンとのアクションで彼の武術指導家としてのセンスの良さも光っているのも見もの(極めたりと時代を先取りしすぎ!
それと彼の台詞から読み取れる哲学的な思想も人々を惹きつける一因だと思う


それと本作は李小龍亡き後の香港映画を背負っていく者たちが絡み役やスタントとして沢山出演しているのでそれを探すのも面白いと思う(ジャッキー、元彪、火星、孟海、高飛、唐偉成、林正英、元華などなど…


とにかくパワーを持った一本である事に違いはない
オススメするしないという問題じゃなく考えるな!感じろ!
LEE

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