たーぼーん

MEN 同じ顔の男たちのたーぼーんのレビュー・感想・評価

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
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会う男全てから次々とコワイ目に遭わされるのだ。
しかも、そういう男特有の理不尽さである。
こういう男になってはいけない。思い当たる者は反省しよう。

主人公の女性は、美しいだけでなくまあまあ強さを備えた人でもあるので、襲いかかったりする連中は構われたい・甘えたい・怒られたいという気持ちからハラスメントを行う様にも見えなくはない。
怖い出来事は実際に起きているのではなく、トラウマに苛まれた主人公の頭の中だけの事となるのかと最初は思ったのだが、どうもそれは違うみたいだ。
登場人物だけでなく、監督も構われたい精神ビンビンになってくる。僕こんな表現出来るよ。なんでも出来るよ。こんなグロいのも出来るよ。気持ち悪いのを出しまくる。
あのグロテスクなのを見せられて、主人公は恐れよりも呆れるモードに切り替わった様子である。バーカってなもんである。