サンダンス映画祭にて。
後から知ったが舞台劇が元になっているらしい。
「有害な男らしさ」という言葉が最近よく使われ、このおバカコメディもその戒めの方向に行くかと思いきや全然行かない、完全にそれをおバカコメディにして笑い飛ばす。若干時代遅れ感はある。
ミソジニーのテレビキャスター、セクハラで仕事を失ったセドリックは、イメージ挽回のため反省もこめて女性賛辞のsexiest storyという本をライターをやっている兄ジャンミッシェルと共同執筆する。
セドリックと妻ナディーンは娘のベビーシッターを雇うのだけど、このベビーシッターのエミリーが一昔の典型的なエロと少女性を持ち合わせるキャラクターというか、一昔のエロ視線と妄想の具現化という感じ。
男性なんてこんなもんだと言いたいのかはよくわからないが、今こういうのはウケない気がする。そこをあえてやりたかったのかもしれないが。