ポスターとあらすじに惹かれて見たけど、想像の100倍キャッチーでポップな内容だったので肩透かしだった。
中盤、演出も劇伴もやりすぎてて見てられなくなり、目を瞑ってそのシーンが通り過ぎるのを待つハメになって(どうしてこんな酷い目に……)と思ったので、この映画に静謐な雰囲気を求めてる人は諦めたほうがいいです。
脚本はおじさん萌えに支配された人が書いてるとしか思えないけど、残念ながら高校生には萌えてないらしくて主人公のキャラクターがペラッペラで、ついでに出てくる女の子もペラッッッッペラだった。
「脱北」らへんのデティールは勉強になったけど、それ以外はティーン向け(と書くとティーンに失礼なんですが……)と割り切ったほうがいいかも。