Karen

かがみの孤城のKarenのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
3.6
原作小説が好きなので、期待して鑑賞。まあ原作に忠実だけど、やっぱり2時間に収めるとなると駆け足になるのは仕方がないか...,

中学生のイジメがほんとひどくて、悲しくなった。親にも言えず、学校に行けなくなったこころちゃん。冒頭で母親がイライラしながら、「今日はどうするの?(学校)行くの?行かないの?」って問いただすシーン胸が苦しくなったよ。

かがみの中に吸い込まれて、お城に集められた7人の中学生。ファンタジーな設定だけど、それぞれの家庭事情や不登校事情がリアルで見ててつらかった。

いろんなことがいっきにつながって、あー、そう言うことか、ってわかる瞬間、小説と同じ場面で背中がゾワっとした(怖いとか気持ち悪いって意味じゃなくある種の感動ね)。

芦田愛菜ちゃんが前々からこの小説を推してたのを何かで見たけど、オオカミ様の声が愛菜ちゃんて気づかなかった〜。
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