みゅうちょび

ドラゴン・ナイト 紅蓮の竜と最後の騎士のみゅうちょびのレビュー・感想・評価

2.4
いろいろつっこみながら、観るのを止められず最後まで観てしまいました。

いやぁ~。けど、それってすごいことよね。映画ってどうしても予算の問題があるので、この映画の予算がどんだけのものかは分かりませんが、凄く頑張っている感は伝わってきます。

一言で言い表すなら・・・「かわいい作品」

過ってドラゴンを率いたドラゴンの騎士が、アバドンとか言う暗黒集団?から国を救うために戦う話で、ほんとやりたいことはもうすっごく分かるし、予算ないのもひしひしと伝わってきて、なんていうか観ている方は映画を楽しむというよりも、映画作りの工程を想像しながら結局最後まで観ちゃう感じ?

この監督さんは実はわたくしお初ではなく、「フクロウ男の呪い」というこれまたゆるい作品があって、それがまぁまぁ好きだったので、「あの人は今?」と思って探したらなんと大幅に予算拡張したに違いない今作が出てきたじゃないですか!!!
わぁ!成功してるのー?!

って…思わず観てしまったんですね。今作でもこの監督らしい映像センスは健在でした。


で、肝腎のドラゴンは?はい!出てきます!!ドラゴンの造形とか火を吹く場面とかすっごい頑張ってます!あぁ、これにかなりお金かかったんだろうなぁ。。。
緩いけど、きちんと見せ場として作っているので偉いなとって思いました。(偉いとか言える立場かよ、わたし?)
ただ、ドラゴンを見つけて普通に言葉で説得して、断られる・・・というもうほんと苦笑しかない。

それなりの人数のキャストと、それなりにいい感じの衣装をあれだけ用意するだけでもかなりの費用かかるし、多分、主役となるドラゴンの騎士の役者よりある意味重要な役割の青年(ゆるキャラ担当)が一番演技しているしキャスティングも低予算なりに映画の中の役割をちゃんと考えて配置しているんだなぁ・・・とか。これからも頑張ってね!って思っちゃいました。

ドラゴン見せ場少なかったけど、好きなタイプのドラゴンだったな。

海外評の一つに「最悪!以外なにを言っていいか分からない作品。この映画に10点つけている奴は幼稚園生かよ!」っていうのがあって、つまり幼稚園生ならほんと楽しめると思うのはまったく同意です!そう言っているわたしは、多分小学生レベルかも。

観終わって、なんだかほっこりしました。

字幕より吹替の方が役者の下手くそ感が軽減されて良い🙆
みゅうちょび

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