HAL9000

教育と愛国のHAL9000のレビュー・感想・評価

教育と愛国(2022年製作の映画)
3.1
退屈で途中ウトウトしちゃった。
1時間47分
ひたすら「政治が教育(教科書)に介入して日本のネガティヴな知識を排除しようとしている」を繰り返してるだけだった。
その先やその向こう側とかはやらんのかいな。
かったる…

途中で少し出てきてた、慰安婦のこと(も)教えてた先生の話は面白かったかな?
ドイツの戦後の教育の話をしていて。

なんか、ひたすら「従軍慰安婦を慰安婦に言い換えさせられてる」と「戦中に韓国人の強制連行は強制じゃなかったに言い換えさせられてる」を繰り返すだけで、
そのことの(劇中で言うところの)通説がどうなのかとかは特段語られず。

もっとさー、なんでそうなってしまったのか、そうじゃない時はどうしてそうだっのかとか掘り下げようよ。
浅いよ。

いや、実はほんのちょっとだけその事に触れられてて、今の政府の言う自虐歴史観が出てた時代はいつかっていうと、GDPが良かった時ですってw

つまり、結論としては、

「全部貧乏が悪いんや」ですかね。

ドイツでナチス政権が台頭したのも国(国民)が貧乏だったからだし。

はー。
景気良くならないかなぁ。

何にしても、映画として退屈だったし、内容も特に驚きも発見もなく、
内容的には60分番組でももっと掘り下げられると思うし、
掘り下げるというか、多角的に見れると思う。
これ、大学の授業とかなら1コマどころかその半分じゃね?
大学行ってないから知らんけど。
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