何か面白い映画あるって聞かれたら名前上げないけど、
今年見ておかないといけない映画ある?って聞かれたら
「市子」って答える。
食い気味に答える。
杉咲花さんの演技が凄いって聞いてたけど、みんな嘘つきだな。
全員すごいじゃねーか。
若葉くんも机くん(森永さん)も宇野さんも中村さんも中田さんもみんな…やばい…。
いまバーガーキングにいるけど、油断すると涙腺壊れそうだ。
終盤は呼吸忘れる。
イントロは、よくある「恋人がある日突然消えた。そして、警察はその人は存在しない人だと言う」というお話しなのだけれど、中盤から胸ぐら掴まれて引き寄せられる。感じ。
凄かった。
話自体は甘い(消化不良?)の部分もあるけど、見せ方とカメラーワークと丁度いいジメジメ感と、役者さんたちの演技にただ圧倒された。
あと20分削って欲しいかもだけど、「長さ」はこの作品の場合感じないといけない大きなものなのかもしれない。
おすすめはしません。
重いし、楽しい作品でも無いから。
けど、「今年絶対に見ないといけない作品」ではあると思う。
今年のベストテン決め始めてる人は、決める前に見て。
入るかも。
見た後の感じというか余韻感は「八日目の蝉」が近いも。
正しくは無いんだよ。
正しくはないんだけどさ…。