え、どうしよう、めちゃめちゃ良かったからみんなにも観てほしいから、いい感じに感想書いて興味もって貰えたらと思うのだけど、そう思って書くとロクなもんにならない気もする。
とりあえず、この作品を「良かった」って書いてたTwitterのTLの映画好きの皆さん、ありがとう。見逃さずにすみました。
映画を見ていて、涙腺がうるうるする事あるじゃ無いですか。
この作品、気がついた時にはもう遅くて、涙が頬を伝ってました。
泣かせようとする素振りなんて全然無い作品なのにね。
ドラマチックな展開も無いし、誰が死ぬ訳でも無いし、叫びながら走り出す人もいないし。
ただただ、人と人のちょっとした心の触れ合いをサラッと描いてるだけなのに。
描き方が天才的に上手くて、もう、とにかく説明省いてるのに全部伝わってくるの。
行間もしっかり見えるの。
「こうなりました」は、言わなくてもわかるよね?って。
うん。わかったw
PMSで苦しんでる人が転職して、転職先でまたPMSでキレてしまってその相手も実はパニック障害で苦しんでて、その辛さをお互いに気がついてってストーリーなのね。(その二人を軸にした群像劇)
そう書くと、あー、重い御涙頂戴系かって思うじゃん?
全然w
セリフとかやりとりとかが微笑ましくて、柔らかな雰囲気を楽しんでる感じ。
ゴリゴリに凝ってた肩こりがほぐれて楽になっていく感じ。
だめだ。上手く伝えられそうにない…。
主演のお二人はもちろん最高に良かったけど、
脇役だけど、渋川さんいいなぁ。
好きになる映画でちょいちょいあるのだけれど、
同じ内容のシーンを最初の方と最後の方にやって、その見え方が違って見える作品
あれ大好物。
この作品でもあって、最初の時はそのキャラの感情が観客にはまだあまりわかってなくて、最後の方で同じ事をまたするのだけれど、その時はそのキャラの人となりも、そのシーンのスクリーンに映ってない相手の事も分かっていて、温もりが全然違うの。
あの役者さん好き。