このレビューはネタバレを含みます
初めて、映画館から逃げ出したくなりました。ポップな悪意が薄ら寒いのと、それに抉られて田母神さんが狂っていく様が本当に怖くて、途中から震えが止まらなかったです。これまで見た映画の中で1番ホラーでした。
衝撃が大きすぎて、見終わってからしばらくお腹が痛かったです。帰り道は傘が怖かったです。
就活で、自分の努力不足を棚に上げて、泣いて喚いて家族や友達に頼りまくった自分の姿と初期のゆりちゃんが重なりました。
調子に乗って人の好意を踏み躙った、ゆりちゃんの姿をこれからの戒めにしようと思いました。
今この瞬間が楽しい!と思うのも素敵だし、刹那的だからこその美しさや良さがあります。
でも、時代を超えて残るものは、何があっても変わらない、人の本質的な部分に響くということだから、大きな価値があるし、大切にしたいと思います。
だから、残るものにも意味があると思うよ。