さかなクンの半生を元に、いかにしてお魚さんの博士がお茶の間に届いたかを描いた内容。
家族とか周りの人とのエピソードがいちいち微妙に重いw
でも不良たちとの絡みはニヤニヤしてしまうからヨシ。
みんな良い人ばかりだけどヒヨが一番のイケメンだと思う。異論は認める。
きっと「ギョギョおじさん」から「ミー坊」が受け継いだように、「ミー坊」から次の子供たちへ情熱は受け継がれていくんだろうなぁ。
「一般的ではなかった地位」を確立したさかなクンも、それを支えた人たちも偉大だ。
総評:劇場ではなくていいけどレンタルして観ても損はない。
以下ネタバレあり。
何よりもタコのエピソードが重すぎてビックリした。あんなのトラウマになってもおかしくないんだが。でもお父さんは釣りしてた割に魚そんなに好きじゃないんだ? あるいは毎日食べて食傷になったか?
シマを荒らすカブトガニに対しての「教科書でしか見たことないわ!」がツボ。ノリが良すぎる。
モミーがイカを食べて感動するシーンで、「この経験をきっかけに、彼はのちに一流料理人となるのだが、それはまた別のお話……」とか勝手に脳内ナレーションしてたら最後に同じ話のなかでやられてて悔しかったです。(何が?)
不良たちがいちいち可愛くて仕方ないから見ていて飽きないね。バタフライナイフくんはたぶんこの映画一番の被害者。
モモコ母娘も幸せに生きてくれと切に願う。