K2

さかなのこのK2のレビュー・感想・評価

さかなのこ(2022年製作の映画)
4.0
さかなクンの半生を元に、いかにしてお魚さんの博士がお茶の間に届いたかを描いた内容。


家族とか周りの人とのエピソードがいちいち微妙に重いw
でも不良たちとの絡みはニヤニヤしてしまうからヨシ。

みんな良い人ばかりだけどヒヨが一番のイケメンだと思う。異論は認める。

きっと「ギョギョおじさん」から「ミー坊」が受け継いだように、「ミー坊」から次の子供たちへ情熱は受け継がれていくんだろうなぁ。

「一般的ではなかった地位」を確立したさかなクンも、それを支えた人たちも偉大だ。

総評:劇場ではなくていいけどレンタルして観ても損はない。










以下ネタバレあり。









何よりもタコのエピソードが重すぎてビックリした。あんなのトラウマになってもおかしくないんだが。でもお父さんは釣りしてた割に魚そんなに好きじゃないんだ? あるいは毎日食べて食傷になったか?

シマを荒らすカブトガニに対しての「教科書でしか見たことないわ!」がツボ。ノリが良すぎる。

モミーがイカを食べて感動するシーンで、「この経験をきっかけに、彼はのちに一流料理人となるのだが、それはまた別のお話……」とか勝手に脳内ナレーションしてたら最後に同じ話のなかでやられてて悔しかったです。(何が?)

不良たちがいちいち可愛くて仕方ないから見ていて飽きないね。バタフライナイフくんはたぶんこの映画一番の被害者。

モモコ母娘も幸せに生きてくれと切に願う。
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