イカとタコが食べたくなる。
主人公を演じてるのんちゃんがとってもチャーミング。
役にはまりすぎててずっと見てられる。
大の魚好きな主人公、通称「さかなのこ」とされるミー坊の幼少期から大人になるまでを描いた作品。
小学校パートの懐かしい教室の感じ。教室から見て左前に先生のデスクがあって、その近くに黒板消しクリーナー。後ろにはランドセルを入れるロッカー。
怖い先生、突拍子もない都市伝説。放課後の帰り道。
などなど、自分の幼少期を思い出すような景色たち。すごくノスタルジックでした。
日常感溢れながらも私の体験してないいわゆる昭和レトロ的なな人情や生活観が描かれていて素敵。所々笑ってしまうようなシーンもあって、常時穏やかな気持ち。
そして何より、ミー坊の周りにいる登場人物たちがみんな魅力的。
観た人誰しもみんなきっと観る前よりも優しい気持ちになれる映画。