このレビューはネタバレを含みます
「こちらあみ子」との二本立て上映で鑑賞。
世間一般の普通からはみ出ている子と周囲の人々をリアルに描いている「こちらあみ子」に比べて、「さかなのこ」はどうしても都合の良さを感じてしまった。
クスリと笑えるところも多くて、劇場でも笑い声が何度も起きていたのだが、笑いつつも素直に面白い話、良い話として受け取れない自分がいた。
おそらく両親は(みー坊だけが原因ではないかもしれないが)離婚しているし、みー坊のように好きを貫けば自然と周りが味方になってくれるというのは、そうであってほしいとは思うが、必ずしもそうではないよなぁと…
観ていて複雑な気持ちになる映画でした。