ちょめ

宇宙探索編集部のちょめのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

中国のモキュメンタリー映画

UFOを、宇宙人を信じてやまない老いた編集長が主人公で、この編集長のタンさんを始めとする面々の面構えが良い!

やっぱりモキュメンタリーはキャラクター、登場人物が大事だよね

その点で言えば、途中で出てくるスン・イートン少年は頭に鍋を被った中々に強烈な見た目、しかも気絶クセまである(笑)

鍋を被った姿に何処か白石晃士監督イズムも感じれて、中々に面白かったw

冒頭の宇宙服着て死にかけて、ニュースでよく見る中国の派手な救助シーンみたいな展開は好きでしたね〜

途中から淡々とした展開もあったりして、眠くなりそうな所もあったけれど、何故か最後見終わったあとは、青春映画のようにキラキラした皆の思い出シーンでいいなぁ〜って思えるほどの自然な雰囲気があってエンドロールのあそこが一番好きかもなぁ

結婚式のシーンでタンさんの詩の朗読も良かったですね

モキュメンタリーとしては、ちょっと勿体ない、もうちょっと色々とあって欲しい所もあったけれど、それでもロードムービーのような青春映画のような鑑賞後の爽やかさがあって、とても好き

何よりも頑なにUFOを宇宙人を信じる姿求める姿に、中学時代にムーを愛読書にしていた僕としては羨ましさもあって、素敵な映画だなと思いました
ちょめ

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