ノットステア

タンタンの冒険旅行 ビーカー教授事件のノットステアのレビュー・感想・評価

3.7
○感想
テンポよく話が進む。
運だけで何度も助かる。
デュボンとデュポンのドジと活躍。
ロジャー・ムーア版の007っぽさもある。スリリングだけど、コメディ要素満載。面白かった。
小学中学年以上を対象とした本が原作ということもあって、深みはないけど楽しめる。

原作読んでみたいなぁ

以下、ネタバレあり











○あらすじ
冷戦状態の隣国の警察がビーカー教授の発明を奪うため、ビーカー教授を誘拐する。街を破壊できるほどの巨大な超音波装置を開発させようとする。
救出に向かうタンタンたちはスパイだということで命を狙われる。



○少年タンタンが誘拐事件を解決しようとする理由
・警察に通報すると、教授が発明した超音波装置が世間に知られてしまい、危険だから。



○印象的なシーン
・超音波装置でムーランサール城のガラスをすべて割ったのに怒られもしないビーカー教授。
・戦車よりも強力な超音波装置。
・重いものが高いところから水に落ちても、効果音は「ザッブーン」ではなく「チャポン」って感じ。



○『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』との共通点
・頭をグーで殴ったり棒で殴ったりすることで気絶させる(敵味方共に)。
・オペラ歌手登場
・音でガラスを割る。(ユニコーン…オペラ歌手の歌声、ビーカー…超音波装置)



○印象的なセリフ
ハドック船長「丘の海賊」「なんとなんとの難破船」



○アマプラ紹介文
ビーカー教授が何者かに誘拐さる!教授を助け出そうとするタンタンとハドック船長にも魔の手が。その背後には、ビ ーカー教授の発明を利用して世界制覇をねらう恐るべき陰謀が。



○福音館書店HP
誘拐されたビーカー教授を助けろ!
落雷のあったその日から、鏡や窓、グラスなどのガラスが次々に割れる怪現象が起こるムーランサール城。そんな矢先、ビーカー教授が何者かに誘拐されてしまいます!教授を助け出そうとするタンタンとハドック船長にも魔の手が。その背後には、ビーカー教授の発明を利用して世界制覇を狙う、恐るべき陰謀があったのです……。陰謀を阻止すべくタンタンは再びシルダビアとボルドゥリアへ向います。
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