四君子で、基本を身につけ、自分だけの線を見つける。もがいた先に見つけた光は最高だ。霜介と千瑛の変わった姿はかっこよかった。
でも一番かっこよかったのは、湖峰先生。
水墨画実演での補正は、失敗した方がかっこよく、もっと楽しい人生が贈れる。そんなメッセージに感じて、彼の人生が眩しく見えた。
こんなにいい題材と俳優だけに、脚本、音楽の入れ方が残念すぎる。
言葉一つ一つへの意味と伏線。
1場面1場面の映像へのこだわり。
水墨画そのものへの探究心。
全てが感じられなかった。
久しぶりに映画に集中できない2時間。残念。