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四月になれば彼女はの映画ファンのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.8
何を表現したかったのだろう?
そんな一貫した受け留めを探すものではない。観る人に愛を問いかける映画。

朝食のパンを焼くときに声をかけなかった。コップを割ったときに1人で片付けてしまった。2人で寝ることが少なくなった。出会ったときの愛はだんだんなくなっている。

結婚してかなり経つが、そんな感じはたしかになくなっている。相手もそう感じて冷めたかんじになっているかもしれない。

でも、愛がなくなっているんじゃなく、愛の形が変わって来ていると思う。今の自分は子供を通しての形。
その時その時によってそれは変わる。

相手を大切に思う気持ちはどんな時もかわらない。その表現方法は色々ある。表現し続けることは大事。自分はそんなことを忘れないでいたい。