ももすけ

線は、僕を描くのももすけのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.7
水墨画の凄さ、素晴らしさにただ感動ーー!
本当に素敵な作品だった。でもって横浜流星さんも清原果耶さん、江口さん、三浦さん、みんながはまり役でカッコ良かったなぁ。
内容が駆け足だったのもあるかもしれないけど、2時間あっという間の時間で少しもだれることなく最後までずっと楽しめた。
ただ、能登半島の地震とも若干リンクするような内容があり、自然災害の怖さ、切なさ、人の命のはかなさ。後悔した時にはすでに遅くどうしようもない。あの時あーすれば良かったとか自分自身を悔いるしかないやるせなさ。
あらためて、この作品を通して、後悔することができるだけないような人生であり、言動をとろうとあらためて思えた気がする。
泣いても、もがいても結果は結局変わらないみたいな台詞がなぜか刺さったのもあるが。
水墨画をまったく知らない方、芸術には縁がない方に逆におすすめの映画。かもしれない(^_^;)