２時間半弱が長く感じない映画は久しぶりだったかも。火星に１人でおいてけぼりにされるなんて、無人島に取り残されるより、はるかに辛いし、過酷。それでも、あきらめずにあの手この手を考えて絶対生き延びる精神はまさに感服。とにかく頭がキレる。主人公以外も天才ばっかり。まぁ、宇宙飛行士になれる人なんて、みんなクレーバーか(^_^;)
船長も女性だが、見事な判断力と決断力。観ていて痺れたなぁ、格好良すぎて。
宇宙ものがそんなに好きな方ではないけど、やっぱり、未知の世界だけにいろいろロマンもあり、想像できない過酷さもある。それを感じさせてくれるからか、ずっとドキドキ観賞できた。
うまくいった時に大勢の人が一斉に歓喜の声をあげるシーン（アメリカ映画でよくあるやつ）が大好きな私からしたら最高だった。
マット・デイモンさん好きだし、なんでこんな名作を今まで観なかったんだろーと後悔するほどいい作品だった。
宇宙好きな方、火星に興味のある方、何かに挫折して元気ない方、生きる勇気が欲しい方におすすめの映画。
