TEIMAIL

非常宣言のTEIMAILのネタバレレビュー・内容・結末

非常宣言(2020年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

非常宣言(2023年公開作品)
※視聴回数 1回

冒頭10~15分である程度の流れは読めてしまう。空港で明らかに不穏な男が現れ、こいつのせいで全てが引っ掻き回されるのがこの時点で分かってしまう。

その予測通りに引っ掻き回されることになるが、さらに不幸なのが犯人は中盤ぐらいでさっさと死んでしまうこと。生きて罪を償うことなくテロリストがさっさと死ぬことほど胸糞悪いことはない。

韓国映画なので新感染よろしくただのパニック映画では終わらない。色々な要素を詰め込みすぎて冗長になってる部分もあるが、それでも上手く纏まってる。あくまでヒューマンドラマに焦点を起き、パニックが起きた際に自分を優先するか他人のために行動するか、色々な人間がいる中でどのような選択を取っていくのか。自分がこの空間にいたらどのように過ごすかどうかも含めて考えさせられる。

カーチェイスやシンゴジラよろしく政治パートはなくても纏まったと思う。飛行機が360度回転するシーンは臨場感が凄まじく、是非4DXで体感したいくらい。
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