「俺は悪人だ だが子供は守る」
アルツハイマーが進行し、徐々に物忘れが激しくなっていく殺し屋アレックス。大事な情報は腕にメモ。『メメント』みたいだ。そういえばガイ・ピアース出てる。これは偶然か?
それはさておき、アレックスがアルツハイマーという設定は、アレックス自身にもはや時間の余裕がないという意味合いが強い。病気のせいで細かなミスを犯すことはあるが、ターゲットの顔を忘れるとか、殺したかどうかすら忘れてしまうほど病状が深刻になり、そのせいでアレックスが追いつめられるという展開にはならない。
何か、思ったよりも地味であった。アレックスに焦点を当てたストーリーというわけでもなく、ガイ・ピアース演じるFBI捜査官の動向にも結構な時間を割いている。むしろ、リーアム・ニーソンじゃなくてガイ・ピアースが主役じゃね? と感じてしまうほど。
自分が予想していた内容とはいろいろと違っていた。つまらなくはないのだけど、極普通のサスペンス・アクションだった。