このレビューはネタバレを含みます
メタルバンドをやりたいハンターとケビン。
例に漏れずクラスの日陰者の2人が、学校のバンドコンテストで1位を目指す中で、ベーシストを探したり、ケンカしたり仲直りしたり。
話はアメリカの青春コメディにありそうな内容で、男の友情ものでもあるのだけど、やはりこの点はブロマンス黄金期の作品には敵わないなと思った次第。
ベーシストとしてチェロ弾きのエミリーに声をかけるも、チェロなんてありえねぇとハンターが反発するのだけど、アポカリプティカとかは彼にとってはナシなんだなと思った。
さすがにあの客層に対して、メタル演奏してあんなに盛り上がるなんて幻想だと、リアルにそういう現場に遭遇した私は思うのだけど、夢があってこれはこれでいいのかも。
意外にしっかり王道メタルバンドをフィーチャーしてて、主人公の背中を押す役割で、アンスラックスやメタリカ、ジューダス・プリーストのメンバーが出てくるの笑ったし、
一緒に出てきたトム・モレロはサウンドディレクターとしても名を連ねる力の入れっぷり。最後の曲もカッコよかったしな。