nakaji

“それ”がいる森のnakajiのレビュー・感想・評価

“それ”がいる森(2022年製作の映画)
2.0
プライムで配信が始まったので鑑賞
当時、何かわからないタイトルにそそられましたが、最近のJホラーにまともな作品は無いのでスルーしていました
冒頭、大人の深刻な話題から始まったのに、観ていくうちに
なんだ子供向きの怖い話か
なら、夏休み終わって1ヶ月も経つ9月30日という中途半端な時期に封切するんやろ
くらいの落胆だったんですが

酷い作品でした
50年前のアメリカでよく作られたB級ホラーのような内容
怪物の造形も50年前並
そしてなにより、相葉雅紀のベタベタな大根演技
(彼は愛されキャラなので、キライじゃないですが、ジャニーズに良くある素の自分以外出来ないタイプ
どこまで行っても相葉雅紀しか出来ないんですよね)
江口のりこ他、結構、達者な演技が出来る役者を揃えながらなんという作品
唯一の楽しみの松本穂香も、あまり綺麗に撮れていない
なんか白豚みたい
カメラワークも酷いという良いとこ無し映画でした
監督、誰やねん?
え、中田秀夫なんだ
”リング”で大ブレイクしJホラーの代表のような監督
その後、ソコソコの作品を作っていたのに、信じられないですよ
昨年の”禁じられた遊び”でもりかえしていることを思えば、コレはジャニーズ忖度映画だったんでしょうか
まあ”禁じられた遊び”もジャニーズだったんですが、気持ちの割り切りができたのかもしれませんね

金を貰っても観る必要のない映画でしたが、害のない作品だし、小さな子供にはそれなりに怖い思い出になるかもしれません
僕は天知茂の”四谷怪談”がトラウマになっています
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