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【ロストケア】※ネタバレあり
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ヤングケアラーの実態と介護の実態が生々しく描かれた作品。
いやー、しんどい。
人によっては、この作品、実感が伴いすぎて観られないかもしれません…。
何か見たくないコトやモノに対して、安全地帯を作ればいいのか、向き合えばいいのかという個人の話と、隙間や穴に落ちてしまう人がいる社会全体の話と、どちらを論じても答えの出にくい───というより答えは人の家族や家族の数だけあるので、今作の鑑賞は自分の肩にひとつ重い石をのせる行為に近いです。
でもそれは───
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▼以下公開当初の感想
ヤングケアラーの実態と介護の実態が生々しく描かれた作品。
いやー、しんどい。
人によっては観られないかもしれません。。。
安全地帯を作ればいいのか、向き合えばいいのかという個人の話と、穴に落ちてしまう人がいる社会全体の話と、どちらを論じても答えの出にくい───というより答えは人の家族や家族の数だけあるので、今作の鑑賞は自分の肩にひとつ重い石をのせる行為に近いです。
でもそれは遅かれ早かれ向き合うことなのだと思うと、この映画を観ることで少しだけ早く自分の中で考えたり、家族や周りの人と介護について話すきっかけになるのが、この製作陣の願いなのかもと思ったりしました。
映画として、でいうと物語をひっぱる謎や逮捕劇、冒頭のシーンが後に繋がることなど、映像演出も秀逸で非常に素晴らしい映画だと感じました。
気軽に勧められる作品ではありませんが、オススメです。
