このレビューはネタバレを含みます
個人的に大好きな映画。テーマの強さではなく、ウォン・カーウァイの雰囲気でねじ伏せる。
恋する惑星と同じく、香港や九龍の街並みをそれぞれの人物が生き生きと動く。期限切れのパイナップルを食べて口が聞けなくなり、終始喋らないのに金城武のかっこよさといったら。
この映画を観てタバコを吸い始めてしまったくらいのかっこよさ。
また、サントラも素晴らしく、恋する惑星と同じくサントラCDも買ってしまうほど。
前編夜のシーンしかない映画だが、最後はトンネルの先の夜明けに向かってバイクを走らせる。