Harukiiiさんの映画レビュー・感想・評価

Harukiii

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

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外が雨ですることもなかったので鑑賞。
ジャズを愛しタバコにパイプをつけて吸うどこか懐古主義なギャツビーとニューヨークの街の熱に当てられ舞い上がるアシュリー。

どこか最初からなにかぴったりハマる事ない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

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これは本当に驚いた。ここ5年で観た映画の中でも一番衝撃を受けた映画。
これまで映画で見たことがなかったような魚眼レンズのような撮り方、調律の狂ったピアノのような音楽、当たり前のようにいるけどキメラのよ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.2

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二人でウィーンを歩いた夜から現実世界でも作品内でも9年後の物語。
あの年の12月二人はもう一度会えたのか、この9年二人はどう過ごしたのか、答え合わせの85分。
ジェシーはあの夜のことを小説に起こしてち
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ソウ(2004年製作の映画)

3.7

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どこかで怖いという話を聞いたので鑑賞。最後の記憶からなぜ密室に連れてこられたかわからないアダムとゴードンの二人が徐々に状況を理解し、いかに相手に自分の内情とすべきことを隠して出し抜こうとする心理戦が面>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.1

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戦争映画の描写がとてつもないという噂を聞いたので鑑賞。
序盤約40分のノルマンディ上陸作戦のシーンが本当に当時の映像を使ったのかって思うくらいリアルで、驚くほど簡単に人が死んでいく。
報告を伝えていた
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

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自分はなんでも食べるからなんの抵抗もなく観れたけどヴィーガンからしたらこれ以上ないほどの皮肉たっぷりの映画。

そして終始キングスマン並みの清々しいほどのスプラッタで観ていて面白かった。
こういう映画
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

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列車の中で出会い、意気投合した二人はウィーンで途中下車し、朝までの十数時間を共に過ごす一夜の物語。
特筆して大きな事件はない映画で、話としての起承転結の起伏があまりない映画だから好みは分かれると思うけ
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.2

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ジブリの中でも最も青春色が強い作品だと思う。強すぎて見てたら恥ずかしくなっちゃうから直視できない眩しさはあるけどかなり好きな作品。
思春期の恋愛、勉強の悩みとか将来に対する不安とか中学生のリアルをうま
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リング(1998年製作の映画)

3.4

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松嶋菜々子も真田広之もめちゃめちゃ若くてびっくり。
最近の洋画のホラーによくあるようなジャンプスケアで驚かすような感じではなく、あくまでストーリーやリアリティ、何か自分の周りで起こってもおかしくないレ
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

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前作羊たちの沈黙から10年後という設定で、前作でも発揮されたクラリスの敏腕ぶりもあってか前作よりかなりFBI内で地位あげてた。
もちろんクラリスパートも長いんだけど、どちらかというとレクター博士のパー
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

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これぞノーランっていう設定の難しさはあるけれど、テネットに比べたらまだまだ1回目でも理解はしやすいと思います。
しかし相手の夢に侵入して潜在意識を植えつける、という設定、また物語で鍵を握るアイテム「ト
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E.T.(1982年製作の映画)

3.8

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超有名な名作なのにそういえば観ていなかったと思い鑑賞。
最初は見た目からTHE・宇宙人って感じで不気味だったE.Tもエリオットや家族との関わりやハロウィンの仮装などでどんどん可愛く思えてくる。
最初は
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

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こういうミュージカル映画は観たことがなかったけれど、名作と言われていることもあり、とっつきやすいかなと思って鑑賞。
なんと言っても音楽が素晴らしい。ただただ歌って踊りだけではなく、ジャズバーのシーンや
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

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公開当時スピルバーグだったのにテーマがB級感強そうで観に行かなかったのを後悔。
時代背景的には今より20年と少し進んだ時代で今でいう拡張現実がより精巧により身近に普及している世界。
出だしからAKIR
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

4.0

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トニーと周りの不良たちの友情やステファニーとの恋愛は置いといて、音楽と映像だけでここまで楽しめる映画はなかなかないと思う。
映画史でおそらく一番有名なダンスシーンであろうパルプフィクションのダンスシー
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.7

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シリーズ1.2と何も考えずに見てたけどアランの成長譚だったのね笑

1.2もワクワクする始まり方だったけど、今回はいきなりベンツでキリン運んで高架下でキリンの首ぶっ飛ばすとこからのスタート。
開始15
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

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元々の都市伝説を知ってて鑑賞。
中途半端にクオリティが低いホラー映画じゃなくて、CGが雑すぎて逆に笑いどころみたいな感じで普通に楽しめた。

元々が都市伝説だから、元凶が何かとかいう話は全く出てこなか
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

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Codyleeの異星人と熱帯夜のMVにも出てた伊藤万理華が主演のまるで自主制作映画のような作品。
タイムマシーンとか設定が所々雑な感じもするけれど、そこにあまり違和感を覚えずに観ることができるThe青
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

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他の海外ホラーに比べるとジャンプスケアが少なくて、ホラーの演出も安っぽくなくとても面白かった。
何より取り憑かれた笑顔の演技が上手すぎてめちゃめちゃ怖かった。

観ていてもどこからが取り憑かれた人でど
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.9

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相変わらずバカ映画。シリーズ物だから展開はほとんど変わらないけど、国が違うと起こる出来事やスケールが違ってまた違う面白さがある。

前作で4人に虎を盗まれたマイク・タイソンがラストの結婚式で登場したの
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.0

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いつも深そうな映画しか観ないからこういうの新鮮で面白かった!

飲みすぎた二日酔いの朝から物語が始まって、一晩で何があったかを調べるためにストーリーが進行していってどんどんその晩にあっためちゃくちゃな
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.5

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最近観たレザボアとかと比べるとだいぶ長尺の映画だけど、それを感じさせない映像と音楽、感動する脚本だった。

序盤のカフェのあとの2人は何度も振り返るけどタイミングがあわないまま互いに街角に消えてしまう
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.7

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男のロマン全詰めみたいな映画。
車から人型になるのは大きさ的に無理ある気がするけど、カマロから変形するバンブルビーかっこよすぎるし、ミーガン・フォックスを車で追いかけるときに流れるbaby come
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

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もう25年以上前の作品なのに、設定が近年の映画でも見ないような目新しさで、かつこの設定で脚本がテンポがいいので観ていて飽きなかった。

相変わらずジム・キャリーは笑顔素敵ですね。
初めから何もかも誘導
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.1

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ジム・キャリーが画面にいるだけでどこか明るい映画になるような気がする。
あらゆることに否定的で物事が上手くいっていなかった主人公がたまたま参加したセミナーで「Yes」と答える制約を結んでしまう。

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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

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自分をイケてないと思ってる奴も乗り気じゃなかった奴もみんな巻き込んで音楽を作り上げるのが良かったし、大激怒だった親達も自分の子供のどこか成長した姿を認めるのも良かった。

割と終始デューイはだめだめで
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恋の紫煙(2010年製作の映画)

4.3

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好きな人に教えてもらったから何がなんでもと思って鑑賞。
あらすじと違って最初ホラーみたいな始まり方やったからどういうこと?と思ったらちゃんと終盤で回収。

天使の涙が大好きだから香港の映画のちょっと汚
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.2

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クリスマスの時期に毎年観たくなる映画。展開が分かりやすいから観ていてわかりやすいし、何よりマコーレー・カルキンが可愛すぎる。
ケビンの家族たちが居なくなってからの嬉しさや寂しさだったり、泥棒を退治する
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

個人的タランティーノ作品で1番チープ感が強い作品。ただ安っぽくて悪いとかではなくタランティーノ特有の良い安っぽさ。
パルプとかレザボアみたいに様々な人物に起こる出来事をどんどん消化していく感じの進み方
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

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90年代の映画界を席巻した大スター2人はやはり歳をとってもかっこいい。ディカプリオはレヴェナントとかでも見てたけれど、ブラピのイケオジ感がえぐい。

序盤は落ち目の俳優がもう一度奮起していく様を描いて
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.6

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日本ホラーの不気味で空気感で怖がらせてくる感じとは違って、ジャンプスケアが多めなイメージ。ただドルビーで鑑賞したので音も凄くていちいちびっくりする。

日本の映画に多い私怨とかとは違い、悪魔的な呪いら
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.4

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ジブリで一番好きな作品。何から何までかっこいい。空賊マンマユート団や、カーチス、誰もが世間的にはよく思われてない奴らなのに実は本当に悪い人が作中に出てこないのがとても好き。

ポルコのサボイアはもちろ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

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この映画観るまでずっと神木隆之介が霧島かと思ってた。
「霧島が部活を辞める」という出来事の前後を様々な人物の視点から描いた群像劇で、この霧島という人物は名前しか登場しないのだが、霧島を取り囲む人々が霧
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

続編が公開らしいので改めて鑑賞。小さい頃にも観たけれど、今みるとブラックユーモア満載で、昔からずっと思っていたけれどインフルエンザの時に見る夢みたい。

全体的には支離滅裂にも見えるけれど、チャーリー
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

これほんとにピクサー映画で一番好き。オープニングから音楽も映像もおしゃれだし、ドアが世界中の子供の部屋に繋がってるのも面白い。マイクとサリーは何回観ても最高のコンビだし、ブーも可愛い。

ラストのモン
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

若い頃の吉高由里子がめちゃめちゃかわいいし、井浦新のスタイルがバケモンでほんとに何やらせても似合うな、と言った感じ。
高良健吾演じるアマは純粋すぎて愛おしい。

シバさんがアマを殺したのも、ルイがシバ
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