Taiga

長ぐつをはいたネコと9つの命のTaigaのレビュー・感想・評価

4.1
竹中直人…、じゃない…⁉︎


「シュレック」シリーズの名脇役、長ぐつをはいたネコこと、ねこのプスのスピンオフ。

傍若無人な振る舞いから人々に慕われるプスだが、9つあった命が残機ラス1に。
豪快だった彼は、その日から死ぬことへの恐怖で、牙の抜かれた虎のように萎びてしまう。
だが、失意の最中の彼の下に、あらゆる願いを実現させる"願い星"というアイテムの情報が舞い込んだ。
彼は、再び栄光を掴み取る為に動き出すのだが、その旅の中で大事なものに気づいていく…。

プスのキザなキャラ造形はとても痛快で、華麗に敵を捌いていく姿がカッコ良かった。

やっぱり見どころはアクションシーン!
見慣れた3Dアニメーションから、バトルシーンに転じた瞬間に作画が変わり、「スパイダーバース」のようなコミック調のアニメーションに切り替わる。
熱を込めてるのが観て分かるくらい、絵力と迫力があり、コメディシーンと合わせて、メリハリがついた作品になっていたので良かった。

吹き替えは竹中直人じゃなかったけど、山本耕史もバチハマりだった。
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