ガルベス

マルセル 靴をはいた小さな貝のガルベスのレビュー・感想・評価

3.6
現実の生き物として貝のマルセルを被写体としたドキュメンタリーを製作する様をストップモーションアニメと実写を掛け合わせた離れ業で見せてくれる唯一無二の世界観。

かつては賑やかだった家もある出来事から仲間がいなくなり孤独感を募らせるのだが、それでも前向きに日々の生活を楽しむマルセルが魅力的。

動画がバズってハッピーな心持ちになるのも束の間、好奇の視線に晒されるなど苛立つ場面も。

「60ミニッツ」をきっかけとした後味の良い着地にほっこりとさせられた。
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