このレビューはネタバレを含みます
スランプに陥っている小説家と資産家の娘である妻が、リゾート地へバカンスに訪れる。
そこで出会ったひと組の夫婦と交流することである事態に巻き込まれ…。
ブランドン・クローネンバーグ監督、父親譲りの狂気と変態性が炸裂。
モラルから逸脱し、堕落の一途を辿ることに快楽を得ていく主人公(アレクサンダー・スカルスガルド)が、そのピークに達した途端の卓袱台返しシーンが最高。
ヤバさを小出しにしつつ、最終的にミア・ゴスは期待通りのミア・ゴスで、主人公に屈辱的な罵倒を浴びせる胸糞千両役者ぶりを見せつけてくれた。