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シネマ組踊「孝行の巻」
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シネマ組踊「孝行の巻」の作品紹介

シネマ組踊「孝行の巻」のあらすじ

⽥畑を荒らす⼤蛇を鎮めるため、王府は⽣贄を募った。貧しく暮らす姉弟は、家族のために⾃ら犠牲になろうと決める。 ⽣贄の儀式の⽇、⼤蛇が娘を飲み込もうとする瞬間…。本編前に組踊の歴史や特徴などの解説がなされ、わかりやすい字幕をつけることで、初めて⾒る⼈も堪能できる映像作品。

シネマ組踊「孝行の巻」の監督

シネマ組踊「孝行の巻」の出演者

原題
公式サイト
https://kukuruvision.com/cinema_kumiodori_koko
製作年
2022年
製作国
日本
上映時間
77分

『シネマ組踊「孝行の巻」』に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

5.0
素晴らしかった。見れてよかった。

今日はシネマ組踊『孝行の巻』を鑑賞。

沖縄には(ほとんど宮古島ばかりではあるが)40年以上通い続けているものの、組踊はこれが初めての鑑賞。だから完全に素人の感想です。

シネマ歌舞伎はいくつか見ているが、本作は沖縄の伝統文化である「組踊」をフィルムに収めた「シネマ組踊」。

冒頭に初心者のために組踊の丁寧な説明があるのがいい。これがあるのとないのとだと大違いだ。

まず、出演者の方々がみんな美しい! 歌舞伎だとアップに耐えない人もいるんだけど(歌舞伎の人ごめんなさい😅)、組踊は本当にみんな美男子。

女性の役の方も、男性であっても女装してる方も(かつて沖縄では無病息災のために元服前の男子に女装をさせていた)、みな中性的な魅力があって、『テンペスト』で清の冊封使を手玉に取ったという意味もよくわかった。

8-8-8-6(実際には8-8-8-8に聞こえたが)のリズムで続く独特の台詞回しは、確かに上手く韻を踏んでたり、掛け合いのところはラップを聴いてるようだった。

「生きていても役に立たない女の私だから…」とか、台詞は時代を感じさせるけど、そこは儒教思想に基づく当時の「孝行」。玉城朝薫が残した傑作をこうして映画という形で残していくことは素晴らしい文化活動だ。

いつか沖縄の国立劇場で生で組踊を見たいなぁ。とりあえず今日は東京1週間限定上映の最終日に滑り込んで鑑賞できて本当によかった。
まぁ…
やっぱり眠くなりました😅

冒頭の解説が
簡単ですが、わかりやすく
勉強になりました
琉球の「組踊」(くみおどり)について解説を交えて実際の芝居を見せていただける貴重な映像体験。

能に少し近いかもしれない動きだけれど、演者自身も発生するところが特徴的。もちろん指揮者がいるわけではないので、演者と奏者の掛け合い、呼吸合せが独特でとても緊張する。

池に棲む大蛇の禍を除くべく生贄を志願する姉と、彼女の一途な家族想いを汲む神との儒教的シンプルなストーリーはそれとして、美しい舞台を堪能できる至福の体験でした。

原作者は組踊創始者の玉城朝薫という300年前の方だそうで、玉城といえばデニー、というよりティナの私には、つくづく心洗われる時間でございました。