レイモンド＆レイのchanmasuのネタバレレビュー・内容・結末

思わぬ収穫
アルフォンソ・キュアロンプロデュースらしく、まぁ父親の葬儀を兄弟が進めてくってだけなんだけど、その過程で親父との確執から解放されてく話。なんと天国の口、終わりの楽園のあの妖しい人妻を好演したマリベル・ベルドゥが出てます。これは夫に先立たれた妻役。イーサン・ホークのうだつの上がらない感じサイコー。典型的ホワイトトラッシュかと思いきや、ジャズを愛して仕事でレイシストに反発してクビになっちゃったアツい人。ユアン・マクレガーは安定志向のパパって感じですがこれも妻と別居状態で家庭が危機に瀕してる。そんな2人が親父の死をきっかけに集まり、そこから始まる色々な人との交流がメインに描かれる。
以下印象的なとこ
お葬式のとこはヤバすぎて笑う。
何で仰向けに拘ってるの？笑。ユアンマクレガーが拳銃持ってきてこれまでの怨念を弾に込めて親父撃つ何て思わないよ笑。
イーサン・ホークの方は楽器吹き始めるのも何かシュール。見た目と行動が2人とも逆でオモロい。最初も最後も車のシーンから始まるのだけれど最後の雨はそれまでの思い出を水に流しているかのようで良かった。
死んでもチャラにはならんよね。
お墓のとこで結構笑いました。