「これは〇〇のメタファーだ！スゲェ！！」と周りが勝手に盛り上がった結果名作扱いされ、本当に名作となったゾンビ映画の原点。
メチャクチャ面白いというほどでもないが、何年かに一度は見返しているし、4K版が発売されたので久しぶりに観たら、やはり面白かった。
公開当時に観た人は、ベトナム戦争が〜やら、黒人差別が〜やら色々と思うところがあったのだろうが、おそらくロメロはそんなこと考えずシンプルに怖い映画を作ろうとしているし、その目論見は見事に成功している。
いつ観ても、絶望感がハンパじゃない。
車が爆発する件含め、良かれと思ってやったことが悉く失敗していく様は滑稽。
続編となる「ゾンビ」と違って、1ミリの希望も残さないラストも大好き。
