合わず。
「キャラクターの設定」の枠を超えないバカで薄っぺらい登場人物たちがよく計算された（風な）脚本の駒となり都合良く動きまわる。。。
どうして三階で会議するんですか？
どうして上半身裸の男は会議に参加させてもらえないんですか？
とにかくイライラする。粗ではない、狙った上手いイライラ描写もあるけど、イライラすることには変わりないんだからイライラしたよという感情を抱く。イライラする映画です。
「私の仕業」だと自覚があるならどうして序盤は仕事してたんですか？序盤からフランス男を探しに行きませんか？
ワンカット長回しが続くからある時からカット割りが始まる瞬間に「おっ」と期待するんだけど、作り手はそこに大した重きを置いていないと感じる凡庸なショットが続き、あぁ合いません合いませんとなった。
ロケーションはとても良かった。日本まだまだ捨てたもんじゃない美しい景色がある。
ポスターの切なさは好き。
